イタリア旅行、ヴェローナ、永遠の定番ロマンティックスポットがおすすめ。

イタリア旅行を計画される時は、当たり前といえば当たり前なのですが、大都市であるローマやフィレンツェ、ミラノやヴェネツィアから選ぶことが多いかと思います。

ただ、イタリアの本当の魅力は地方都市にあります。

今回はその中でも最もイタリアらしくて、ロマンティックなシェイクスピアの世界へと誘う街ヴェローナをご紹介しようと思います。

なんと街中心部全体が世界遺産なんですよ!

ヴェローナ中心部

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イタリア旅行、ロミオとジュリエットの町ヴェローナの魅力

ヴェローナはイタリアでも北の中央部ミラノから東へ高速列車で1時間強、同じくヴェネツィアからも西へ1時間強の場所に位置します。

ミラノから、ヴェネツィアに行く時に途中下車をお勧めします。

ここの町が有名なのは、ロミオとジュリエットの舞台になった町ということです。

「ロミオとジュリエット」はシェイクスピアが、当時この地域において、実際に起こっていた社会問題をテーマに書いた戯曲です。

当時ヴェローナでは「教皇派と皇帝派」の対立が社会問題になっており、ロミオとジュリエットの戯曲ができる背景になったそうです。

ロミオとジュリエットがお互いをバルコニー越しに呼び合う「愛の誓い」の切ないシーンはあまりにも有名ですよね。

実は、そのモデルとなった、ジュリエッタの家とバルコニーは現存していて、世代を超えて愛されている人気スポットになっています。

もう一つのヴェローナの特徴ですが、近隣のミラノやヴェネツィアよりも、町全体が小さくまとまっています。

ヴェローナ市内

他の大都市のように、車道が街の中心部に横断していなくて、そのヒューマンスケール感と石畳や石壁が作り出す、ロマンチックな雰囲気にヴェローナの魅力があります。

石畳の道を歩きながら、ジェラートを食べたり、お土産を見て回ったりしているだけで、中世のイタリアに紛れ込んだかのような錯覚になりますよ。

ヴェローナ市街地は、世界遺産に登録されています。

そんな中を歩き回るのって贅沢ですよね。

また、主な見所が街の中心部にまとまっていて、ミラノやヴェネツィアからの、日帰り旅行でも十分楽しめます。

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イタリア旅行、円形競技場を中心にしたヴェローナの魅力

アレーナ

北部の都市としては珍しく、古代ローマ時代の円形競技場(Arena di Verona)が、そのまま残っています。

ローマのコロッセオの小型バージョンといった感じです。

昔は3層あったアーチも、12世紀ごろの大地震で現存する形の2層になってしまったそうです。

形としては、ローマのコロッセオより綺麗に残っています。

意外と知られていないのですが、イタリアは日本と同じように定期的に大地震に見舞われる土地柄です。

日本と同じように大陸のプレートがぶつかり合ってできた国なので、地震や火山などや、温泉が有名なところなど、少し日本に似ています。

この円形競技場ですが、今でも夏になると野外オペライベントが開催されています。

このオペラを目的にヴェローナを訪れる人も多く、オペラが開催されているピークシーズン(6月下旬から9月ごろまで)はホテルが取りにくくなるくらい、観光客が集まります

アリーナで行われるオペライベント情報 2019年

  • 2019年は6月21日に「椿姫」からスタートします。

ほぼ月曜日以外開演されます。

  • 2019年9月7日の「アイーダ」で終わりです。

6,7月は21時から、8月9月は20:45開演します。

完全屋外で、特別席以外は石の上での観劇になりますので、座るためのクッションや、突然の雨対策に、カッパなどを持っておきたいところです。

価格は観劇する日程によって大きく変わりますが、

  • 特等席(Gold)で13,000円から27,000円くらい、
  • 最も安い石の階段席(自由席)で、2,000円から3,200円くらい

(1ユーロ約128円、2018年12月現在)となっています。

英語ではありますが、日本にいながら、公式サイトからのチケット購入も可能です。

公式予約サイト:
https://www.arena.it/arena/en/pages/ticket-purchase-arena-opera-festival.html

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イタリア旅行、ヴェローナのスカラ家、鉄壁の城カステルベッキオ

カステルベッキオ

ヴェローナでもう一つの見所と言えば、Castello Vecchio (古い城)と呼ばれる、お城です。

現在は、イタリアが生んだ天才建築家カルロ・スカルパ氏が手がけたカステルベッキオ美術館となっています。

日本で建築を勉強している人は、このお城を見るためだけにイタリアにやってくるくらい、建築界では巡礼すべき有名なお城です。

カステルベッキオのみどころですが、この城の歴史を知るとより感動があります。

  • 14世紀の中頃にできた、神聖ローマ帝国とローマ教皇との戦いの前線基地として作られました。
  • その後18世紀、ヴェネツィア共和国時代に、ナポレオンに攻め込まれ、城の一部が崩壊しました。
  • 第一次世界大戦ではオーストリア軍の兵舎として使用されました。
  • 第二次世界大戦では、1945年に撤退するドイツ軍によって、城につながるメインの橋がこわされました。

この建物は、もともとミラノのスカラ座でも有名な、スカラ家の領主が四方の敵から身を守るために作りました。

この時代の典型的なゴシック建築で、レンガによる明快な構成、装飾を削ぎ落とし、側を流れるアディジェ川から、水を引いて堀を作り、実際に戦える城というのを考え抜いて作られています。

唯一の特徴的な装飾としては、城壁の上部に突き出た、のこぎりの刃のようになった狭間(ツィンネ、弓兵が隠れながら的を射抜く部分ですね)が実利を兼ねて、M字型に装飾されています。

歴史に左右され続けた、ロマンをこのお城からは感じられるかと思います。

天才建築家と歴史の共演が見られる、現代のカステルベッキオ美術館については別の機会にまとめますね。

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