イタリア旅行のコツ

イタリア旅行持ち物、8月に持っていきたいもの 2019年版 

イタリアにも日本と同じようにはっきりとした四季があります

夏と冬では、持っていくべきものが大きく異なります。

サルデーニャ

また、衣服や靴に関しては、あえてあまり持って行かずに、現地でイタリアファションを揃えるのも手です。

イタリア旅行、夏に持っていきたいものリスト、見て行きましょう。

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イタリア旅行、8月の持ち物 日焼け対策

イタリアの夏は、日本と同じかそれ以上に暑いです。

特に南のローマやナポリ、シチリア島などを目指す場合は、日差しの強さをチリチリ感じます。

アマルフィ海岸

ただ、比較的カラッとしているので、日陰があれば、マシではあります。

北部のミラノやヴェネツィア、フィレンツェなどを中心に回る場合は、日差しの強さはそこまででも無いのですが、湿気があるので、うだるような暑さです。

日本の夏に似ています

基本的な考え方として、北部に関しては、日本の夏に備えた服装で行くと大体大丈夫です。

夏の服装についてはこちらを参考にしてください。

サングラス

石畳の道が多く、結構地面からの照り返しがまぶしかったりします。

日本人の目は濃いので、光に対して強いと言われますが、痛いくらい眩しいこともあるので、持って行きましょう。

運転などを予定している場合は、日本で度付きのサングラスなどを一本用意しておくと便利です。

最近は、明るいところでサングラス、室内に入ると色が薄くなり、外さなくても良いものも出ています。

そういったものをうまく利用したいですね。

つばのある帽子

特に女性にはオススメです。日本のように、白手袋にマスク、日傘という「いでたち」ヨーロッパでは異様に見られます。

時々ツアーで集団で、そのような格好の方も見られますが、「異様」だけであれば良いのですが、傘で手がふさがっていること、お金を持った無防備な人というのを暗にメッセージとして送っていますので、泥棒にとって、格好の的になってしまいます。

イタリアの女性は、つばのある帽子とサングラスで日よけをします。

つばのある帽子は、サングラスをしていても、隙間から降り注ぐ紫外線のカットもしてくれます。

日焼け止め

帽子とサングラスだけでは、日差しは遮れないので、それに加えて、日焼け止めをたっぷり使います。

日焼け止め入りの、ファンデーションなども効果的ですね。

日焼け止めについてのおさらいですが、日焼け止めには「SPF30、PA++」などと必ず記載があります。

なんとなく数値や+が多い方が強いのかなということはご存知だと思います。

ちょっとこの数字にはもう少し深いお話があります。

そんなことはいい!という方は、ここの箱を飛ばして下へ行きましょう。

紫外線とは

紫外線のお話

「紫外線」とは、光の7色のうち、光の波長が長いものから 

赤>橙>黄>緑>青>藍>紫 

光の波長が短いものの紫色より波長が短くて、人間の目に見えない光を総合してさします。

その紫外線にも3種類あり、光の波長が長めの紫外線(UVA)、まあまあ波長が長い紫外線(UVB)、波長が短い紫外線(UVC)と分かれます。

UVCより短いものはX線と呼ばれます。

ちなみにUVとは、Ultra Vaioletの略で英語の紫外線を指します。

この3つの紫外線のうち、UVAとUVBが日焼けに関係します。

UVCは大気圏で跳ね返って、地球には降り注いこなかったのですが、オゾンホールができてから降り注ぐ地域が出始めました

オーストラリア南部などがそうですね。

日焼け止めは基本的には、はじめの2つUVAとUVBを防ぐ目的で作られています。

SPAの後の30とか50とかの数字は、UVBによる日焼けをするまでの時間に関係します。

自然な状態においては、UVBによって10分から20分くらいで、皮膚が赤くなります。

この時間を30倍や50倍にゆっくりにする効果があるという意味です。

 

本来10分で日焼けで赤くなる人が、SPF30を塗ると、赤くなるまでに300分かかるようになるということですね。

 

このUVBによって日焼けするときに、人間の体はビタミンDを生成します。

ビタミンDは体には必要なので、全くなくなっても困るんですね。

 

PAというのは、Protection Grade of UVAのことで、UVAをどれだけ防ぐかを示しています。

+が多いほど防ぎます。

 

UVAによる日焼けは、小麦色になる方の日焼けで、メラニン色素が沈着して起こります。

皮膚の老化を促進します。

さらに厄介なことは、UVBは夏や日差しの強い中で降り注いでくるのですが、UVAは曇りだろうが冬だろうが降り注いでいます

 

じわじわ日焼けしていくのですね。

日焼け止めというのは、このような状態を防ぐ効果があります。

イタリア旅行などでは、一日中石畳の中を歩いたり、影のない遺跡を巡ったりすること結構ありますよね。

そんな時には、効果の高い(数値や+の多い)、携帯できるサイズの日焼け止めを持ち歩き、こまめに塗り直しましょう

暑い日差しの中、汗とともに日焼け止めは、流れ出してしまいますので、

一度塗ったから大丈夫と過信しないことです。

ポンペイ

イタリアの夏旅行の基本ですが、特に遺跡巡りなどは炎天下で危険にもなります。

イタリアの人が8月のほとんどを、バカンツァ(夏休み)にしてしまったり、長い昼休みをとったりするのも、暑すぎて危ないからなんですね。(もちろん仕事の効率も悪くなるし)

ポンペイローマの遺跡群は特に夏きつい日差しが待ち受けます。

イタリア人に習い、朝と夕方を外出行動の中心にして、昼過ぎの外の移動はなるべく屋内とすることで、体力を温存しましょう。

旅行中の疲れなくする一つの手ですよ。

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イタリア旅行、8月の持ち物 服装

肩掛け、ショール、カーディガンなど

日本でも同じですが、エアコンが効きすぎていて、レストランの席によって寒い場所があったり、スーパーマーケットが寒すぎたりということがたまにあります。

また、教会は肩出しの服装はNGですので、そんな場合にも、肩掛けや簡単なショールなどがあると便利です。

ボディバッグ(ジッパー付き)

基本ズボンのポケットには、何も入れない方が良いです。

減ってはきていますが、スリがいます。

夏の服装は、無防備ですので、あっという間にポケットを弄られて、ポケットに入っているものを根こそぎ取られてしまうことがあります

スリにとって一手間が必要になる、ジッパー付きのボディバッグがオススメです。

人混みでは特にジッパー側を前向きにしましょう。

 

リュックサックなどもそうですが、背負っていると、ジッパーを開けられて物を盗まれることがあります。

 

一度広場の真ん中で、スーツケースを引いて歩いている人の、スーツケースの上のポーチを、泥棒がこっそり並走しながら、ジッパーを見事に開けて中身を、物色している姿を見かけたことがあります。

盗まれている人は何も気づかないです。

イタリア人も、防犯を意識して、ボディバッグを愛用している人は多いです。

サンダル

歩きやすいもの。

ビーチサンダルは町歩きはNG。

石畳など硬い舗装が多く、クッションがないビーチサンダルは、長時間歩いていると膝にきます

 

イタリアのビーチや温泉ではもちろん便利で、使っても良いですが、町歩きではしっかりと

足をサポートしてくれる形のもの歩きやすくてオススメです。

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イタリア旅行、8月の持ち物 その他

街中を歩くときも、水は携帯しておきましょう。

イタリアでは、ガス入り(大抵緑がかったペットボトルです)、ガスなし(クリアなペットボトルが多いです)があります。

硬水であることが多いのですが、中には日本人向きの軟水に近いものもあります。

現地のスーパーで買うのが一番安いですが、スーパーは観光地から分かりにくいことが多いです。

そういう場合は、バール(カフェを指します)でも購入できます。

バールで買っても1-2ユーロ程度です。

 

水は「アクア」と発音します。

日本語でもおなじみですね。

冠詞の「L」を前につけて、「ラックア」というと通じます。

 

ガスなしは、「ナチュラーレ」

ガス入りが「コン ガス」と言います。

「ラックアナチュラーレ ペルファボーレ」

とよみあげるだけでちゃんと

「ガスなしの水をください」と通じちゃいます。

 

イタリア語の良いところは、カタカナ読みで通じるところです。

水着

イタリアのビーチに行く場合は当然必要です。

ほかに、温泉に入る場合に必要です。

シルミオーネの温泉などがその典型例です。水着と水泳帽必須です!

夏はどこもイタリア人でいっぱいになります。

イタリア人も8月は、バカンツァ(バカンス)でビーチタウンなどに赴き1ヶ月過ごします。

 

イタリア人は大体、夏は2週間から1ヶ月くらいは、バカンツァとして休むことが多いです。

この時ばかりは、ミラノやローマといった都市部は閑散とし、反対に各地のビーチタウンが、ものすごく活気が出てきます。

 

夏のイタリアで、イタリア人たちに混じって、バカンツァを体験するならば、ぜひ持っていきたいですね。

イタリア人と日本人の平均的な服のサイズなどは、あまり違いません。

日本人の水着のサイズは見つかります。

 

現地調達するのも一つの手ですね。

稚内とミラノがほぼ同緯度になりますが、気候は全く違います。ミラノは温暖です。

夏は非常に蒸し暑くなることを忘れずに、荷物を揃えていきたいですね。

 

南イタリアの観光おすすめはこちら。

大丈夫?南イタリアの治安情報はこちら。