冬のベネチアの最大のイベントがベネチアカーニバルです。
イタリア語でCarnivale(カルニバーレ)と呼ばれる世界最大級のお祭りです。
あのマスクっていくらくらいするのでしょうか?
ちょっと調べてみました。

Contents
ベネチアんマスクの値段はいくら?
せっかくカーニバルの本場、ベネチアに行くのですから、やっぱり本場の仮面を買いたいですよね。
ベネチアで買うといくらくらいするもんなんでしょうか?
イタリア人に評判の良いお店を選んでみました。
Artista della Barbaria
このお店は仮面専門店で、いろいろなタイプの仮面が揃っています。
かなり高級ですが、日本の侍をモチーフにした仮面もあり、相当かっこいいです。
- 仮面
Bauta(男性がつける白い四角いマスクです。くちばしのように尖った口を持ちます) 50ユーロ
Capitano(鼻の長いハーフマスクです。天狗に似ています) 55~75ユーロ(飾り付けによる)
Colombina cartiglio(綺麗な女召使のハーフマスクです) 40~70 ユーロ(飾り付けによる)
Gatto barocco(猫がモチーフのハーフマスクです) 50ユーロ
Fenice(不死鳥がモチーフのマスクです) 90ユーロ
Volto (女性がつける白いフルマスクです。幽霊がモチーフです)50ユーロ
Guerriero Giapponese (日本の侍!モチーフのマスクです)200ユーロ
マスクの種類についてはこちらも参考にしてください↓
Ca’ Macana ベネチアンマスク専門店
日本でもおなじみのお店です。このお店もワークショップがあり、40ユーロでマスク色付け体験が可能です。
映画「アイズワイズシャット」や、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」などの仮面を手がけていることでとても有名になりました。
Eye Mask(Colombina cartiglio) 24~76ユーロ(飾り付けによる)
Face Mask(Volto) 54ユーロ
Bauta Mask 46~61ユーロ(飾り付けによる)
Joker Mask(フルマスクで冠をかぶっている、ジョーカーのマスクです) 49~71ユーロ(飾り付けによる)
Plague Doctor(ペスト医のマスクです、丸い目と長いくちばしが特徴です)56~87ユーロ(飾り付けによる)
ベネチアンマスク 仮面の貸衣装はあるの?
La Bauta(値段は2018年12月現在)
この店の特徴としては、仮面の販売だけではなく、ワークショップで自分だけのマスクを作れることや貸衣装も揃えてあるなど、とても便利です。
一方で、マスクの種類が他店に比べ少ない印象です。
- 仮面
Sole Piccolo(小さな太陽の仮面) 30ユーロ
Lady Ventaglio Medio (センスを持った女性) 79ユーロ
手作り教室(職人さんの指導のもとご自分の仮面の色つけを行います) 70ユーロ
- 貸衣装
1700年代 男性執事(帽子、靴付き) 衣装 150ユーロ
1700年代 女性ピンクドレス(帽子付き) 衣装 150ユーロ
ベネチアンマスク 作り方
ヴェネツィアのカーニバルでコンテストに出る人は、仮面は買わずに自作したり、特注品を作ったりします。
オリジナリティを競い合うコンテストですので、衣装や仮面を、自分でデザインし、制作してくる人が世界中から集まります。
日本のコスプレの感覚ですね。
アメリカなどハロウィーンの本場からも、手ごわいコスプレライバルたちがヴェネツィアカーニバルに現れます。
一方で、ヴェネツィアカーニバルファンの方の口コミや旅行ブログを拝見していると、結構、100均と古着屋さんを駆使して、かなり現地でも評判を呼ぶマスクと衣装をそろえる人もいるようです。
興味深いのが、必ずしも高いものが良いというわけではなく、工夫次第で、安物やゴミなども、見違えるように素敵な仮装になりえて、現地でも認められるというので、ぜひ試してもらいたいです。
基本的には男女ペアで、色やデザインを揃えてくると、現地では目を引くようです。
舞踏会なので、ダンスのペアというイメージですかね。
全身仮装なので、同性の友達同士でも、男役女役を決めて、男女(?)ペアを作っても違和感がないようです。
特に女性のフルフェイスマスクを使う場合は、ドレスもタイトなものは使わないので、喋らない限りは男か女かはわからないです。
こんな世界的な祭典に、一生に一度は自前の仮面で参加してみたいと思いませんか?