ベネチア

ベネチア2019年カーニバル、世界三大カーニバル

ベネチアカーニバルは、

世界三大カーニバルの一つと言われています。

ベネチアカーニバルと肩を並べる、

リオ、トリニダード・トバゴで

毎年おこなわれているカーニバルが

世界3大カーニバルとされています。

ヴェネツィア カーニバル
スポンサーリンク

2019年の世界三大カーニバル

そもそも世界三大カーニバルですが、

ベネチアカーニバルを始め、

ブラジルのリオ・デ・ジャネイロカーニバル

(リオのカーニバル)

トリニダード・トバゴのカーニバル

(トリニダードカーニバル)を指します。

2019年のそれぞれのスケジュールですが、

  • ベネチアカーニバル

2019年2月16日から3月5日まで(18日間

  • リオのカーニバル

2019年3月2日から3月9日まで(9日間)

  • トリニダード・カーニバル

2019年3月4日から3月5日まで(2日間)

です。

ベネチアのカーニバルの期間の長さが

よくわかりますね。

3大カーニバルは全て同時期に行われるようです。

ベネチアのカーニバル

主に、仮面を付け仮装した人たちが集まり、

仮面舞踏会や水上パレードなどが中心になります。

観客も含めると300万人ほど人が集まるようです。

リオのカーニバル

それに対して、

リオのカーニバルはサンバを踊りながらの、

仮装パレードが中心になります。

観客も含めると150万人ほど人が集まるようです。

トリニダードのカーニバル

トリニダード・トバゴのカーニバルには、

4万人ほど人が集まります。

トリニダード・トバゴの

ポピュラーミュージックであるソカに合わせて

自由に踊りながらパレードをします。

仮装も自由で、自由度の高いカーニバルです。

 

それぞれ開催期間の違いや、

エリアの大きさなど全然違うので

単純比較はできませんが、

ベネチアカーニバルの

規模の大きさがわかりますね。

スポンサーリンク

ベネチアカーニバルの由来、歴史

カーニバルはカトリックの

四旬節前に行われる謝肉祭を起源とします。

四旬節とは、キリストが、

荒野で悪魔からの誘惑を受けた46日間を指し、

四旬節が開けると、

キリストの復活を祝うイースターとなります。

この期間はもともとキリストの苦難に習い、

肉を食べない質素な生活を送るため、

その前に盛大なお祭りを行うというものです。

イタリア語のCarnivale(カルニヴァーレ)の

Carniは「肉」という意味があり、

valeは「去る」というラテン語の意味を持ちます。

カーニバル期間で肉と娯楽とさよならして、

断肉と質素な生活を46日間行うという感じですね。

 

そこで、カーニバルでは肉を食べ、

盛大に娯楽を行うということになったようです。

イースターが4月初旬ですので、

そこから逆算して、

カーニバルの日程が決まっているのですね。

 

もともとカトリックの習慣でしたが、

お祭りの方が宗教関係なく有名になっていきました。

カーニバルはこの3つが世界的に有名ですが、

カトリック教徒の多い地域では

大小ありますがどこでもカーニバルを行います。

スポンサーリンク

ベネチアカーニバルとヨーロッパ三大カーニバル

世界三大カーニバルを見てきましたが、ヨーロッパにも3大カーニバルと呼ばれるものがあります。

Nice Carnival ニースのカーニバル(フランス)

 

2019年2月16日から3月2日まで開催され、

毎年100万人ほどの見物客が訪れます。

期間中、昼には「王様」をテーマに

巨大な張りぼて人形とそれぞれ

思い思いの仮装したダンサーが行う

パレードが中心になります。

山車に乗った、「女王」が観客に向けて花を投げる

「花パレード」も同時に行われます。

夜になると、張りぼて人形と山車が

ライトアップの中パレードを行います。

Viareggio Carnival ヴィアレッジョのカーニバル(イタリア)

2019年2月9日から3月5日までの間に開催され、

毎年60万人ほどの見物客が訪れます。

ニースのカーニバル同様、

華やかな山車が町の中心を練り回ります。

山車を中心として、

周りに踊り子さんや

ダンサーたちが仮装して

踊りながらパレードを行います。

この2つのパレードに、

ベネチアのカーニバルを加えて

ヨーロッパの3大カーニバルと呼ばれます。

どのカーニバルも、カーニバルに向けた、

人々の本気度と、当日の人々のはじけっぷりは、

人間のエネルギーそのもので、すごいです。

ぜひ一度体験してみてくださいね!